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【第3分科会共催報告】MBTによる新産業創生・地域創生シンポジウム

関西健康・医療創生会議第3分科会(少子高齢社会のまちづくり)は、一般社団法人MBT※コンソーシアムと奈良県立医科大学との共催で、「MBTによる新産業創生・地域創生シンポジウム」を開催しました。

※Medicine-Based Town=医学を基礎としたまちづくり

第3分科会からは細井裕司会長と嘉名光市副会長が参加しました。企業関係者を中心にたいへん多くの方のご来場をいただき、コンソーシアム参画企業によるブース展示と個別相談会も合わせて開催されました。

日時
2016年12月8日(木)
10:30~12:00
会場
ナレッジキャピタルコングレコンベンションセンター ルーム7
(グランフロント大阪北館地下2階、大阪駅徒歩3分)
主催
一般社団法人MBTコンソーシアム、奈良県立医科大学
共催
関西健康・医療創生会議第3分科会

プログラム

基調講演

MBT(医学を基礎とするまちづくり)による新産業創生・地域創生

講師
細井裕司 (一社)MBTコンソーシアム理事長、奈良県立医科大学理事長・学長、関西健康・医療創生会議第3分科会会長

【要旨】住居を医学的観点から研究する「住居医学」と、「医学を基礎とした工学(MBE)」の考え方を合わせて発展させたものがMBTである。現在、奈良県立医科大学が地元の橿原市とMBTの取り組みをすすめているが、医学に裏付けられた製品開発を進められるほか、社会貢献による企業イメージのアップといったメリットがあるので、民間企業にもぜひ積極的に参画してもらいたい。

パネルディスカッション

テーマ 少子高齢化社会におけるまちづくりの在り方

座長
嘉名光市 大阪市立大学都市計画分野准教授、関西健康・医療創生会議第3分科会副会長
パネリスト
細井裕司
奥村二郎 近畿大学環境医学・行動科学教授
木村 穣 関西医科大学健康科学教授
石川勝敏 株式会社ライフビジネスウェザー代表取締役社長

パネルディスカッションでは、まず座長の嘉名光市第3分科会副会長が、国内外のMBTにもとづく都市計画の事例を挙げられた。つぎに、近畿大学の奥村二郎教授と関西医科大学の木村穣教授から、それぞれの大学でもMBTの取り組みが進められていることが紹介された。つづいて、MBTに対する企業の貢献について、株式会社ライフビジネスウェザーの石川勝敏社長から奈良県立医大との取り組みを例にして説明があった。最後に嘉名座長が、細井会長の基調講演もふまえて、来たる人生100年の時代を人々が健康に生きるために、産学が協働してMBTに取り組むことが必要であることを確認して閉会した。

会場のようす
左から細井裕司会長、奥村二郎教授、木村穣教授、石川勝敏社長

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