ホーム > お知らせ
関西健康・医療創生会議第3分科会(少子高齢社会のまちづくり)は、一般社団法人MBT※コンソーシアムと奈良県立医科大学との共催で、「MBTによる新産業創生・地域創生シンポジウム」を開催しました。
※Medicine-Based Town=医学を基礎としたまちづくり
第3分科会からは細井裕司会長と嘉名光市副会長が参加しました。企業関係者を中心にたいへん多くの方のご来場をいただき、コンソーシアム参画企業によるブース展示と個別相談会も合わせて開催されました。
【要旨】住居を医学的観点から研究する「住居医学」と、「医学を基礎とした工学(MBE)」の考え方を合わせて発展させたものがMBTである。現在、奈良県立医科大学が地元の橿原市とMBTの取り組みをすすめているが、医学に裏付けられた製品開発を進められるほか、社会貢献による企業イメージのアップといったメリットがあるので、民間企業にもぜひ積極的に参画してもらいたい。
パネルディスカッションでは、まず座長の嘉名光市第3分科会副会長が、国内外のMBTにもとづく都市計画の事例を挙げられた。つぎに、近畿大学の奥村二郎教授と関西医科大学の木村穣教授から、それぞれの大学でもMBTの取り組みが進められていることが紹介された。つづいて、MBTに対する企業の貢献について、株式会社ライフビジネスウェザーの石川勝敏社長から奈良県立医大との取り組みを例にして説明があった。最後に嘉名座長が、細井会長の基調講演もふまえて、来たる人生100年の時代を人々が健康に生きるために、産学が協働してMBTに取り組むことが必要であることを確認して閉会した。
関西健康・医療創生会議のアカデミアをとりまとめ、さらには産業界との「かけ橋」に
NPO法人 関西健康・医療学術連絡会
情報・人材・機会を提供し、健康長寿実現に貢献します。
〒606-0001 京都市左京区岩倉大鷺町422番地
公益財団法人国立京都国際会館内659号室
TEL/FAX:075-705-2496
E-mail:gaku-renrakukai@nifty.com